地面と直接接触するテニスシューズは、自分のプレーを左右する需要なアイテムです。
しかし種類が多く、
「どんな違いがあるかわからない」
「何を選べばいいかわからない」
という人もいると思います。
今回は『これを選んでおけば間違いない、オールコート用ソフトテニスシューズ8選』を紹介していきます。
自分に合ったテニスシューズを見つけてソフトテニスを楽しみましょう。
普通の靴じゃダメなの?
テニスは俊敏なフットワークが必要となるスポーツです。
そのため普通のランニングシューズとは異なる特徴を持っています。
①グリップ力
テニスは左右に激しく動くスポーツであるため、コートを踏ん張って滑りにくくする機能が必要です。ただし強すぎるグリップ力や弱すぎるグリップ力は捻挫や転倒の原因となるため、コートの種類に応じた専用のテニスシューズを履くことが大切です。
②耐久性
テニスでは踏ん張って急ブレーキをかけたり、一気に加速したりするため、必然的に耐久性が必要です。そのためシューズの構造も、ランニングシューズより横の動きに強い構造になっています。
③クッション性
激しいフットワークの負担を軽減するため、クッション性も重要です。特に地面が硬いハードコートやカーペットコートでは、怪我のリスクを抑えるためにもクッション性の高いシューズがおすすめです。落とした生卵が割れないほどのクッション性を持ったテニスシューズも開発されています。
実は筆者はランニングシューズでソフトテニスをしたことがありますが、スイングの時にアッパー部分がこすれてすぐに穴が開いてしまいました。補強がない靴だとすぐにダメになってしまいます。。。
ソフトテニスシューズの種類
ソフトテニスは、プレー環境に合わせたシューズ選びが重要です。
日本でよく使われるテニスコートは、「オムニコート」「クレーコート」「ハードコート」「カーペットコート」の4種類です。対して、大きく分けて3種類のテニスシューズがあるので、使用するコートに応じて使い分けましょう。
①オールコート用(AC)
オールコート用はすべてのコートで使用可能なシューズです。裏面に適度な溝が入っており、摩擦が強いハードコートでも使えます。特に大学でテニスをするときには、ハードコートを使用することが多いのでオールコート用がおすすめです
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②オムニ・クレーコート用(OC)
オムニコート(人工芝に砂がまいてあるコート)とクレーコート(土)用のシューズです。どちらも滑りやすいコートなので、しっかりグリップが効くように溝が大きめに作られています。中学・高校ではオムニ・クレーを使用している所が多いので、オムニ・クレーがおすすめです。
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③カーペットコート用
主にインドアテニススクールで多いのがカーペットコート。摩擦を抑えるため、裏面の溝が小さい(もしくはない)のが特徴です。
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フットサルシューズの選び方
①プレースタイルで選ぶ
テニスシューズはアッパー素材の硬さが様々です。
力強く踏み込んで打ち込みたいタイプ、俊敏なフットワークでコートを広くカバーしたいタイプなど、プレースタイルによって向いているシューズが異なります。
アッパーが硬くてがっちりしたシューズは、横の動きに強く、激しい動きでも安定したフットワークができます。アッパーが柔らかいシューズは軽くてグリップ性に優れるため、スピード感のある動きができます。
②サイズで選ぶ
サイズはつま先に5mm程度余裕があるものを選ぶのがおすすめです。メーカーや種類によって、同じサイズでも足幅や甲の高さが異なるため、注意が必要です。フィット感がありながら、足の指がシューズの中で動かせるようなものを選びましょう。
また、横幅がきついという方には「ワイドサイズ(3E, 4E)」のモデルも販売されています。
③メーカーで選ぶ
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人気ブランドから選ぶのも一つの手段です。
ヨネックス、アシックス、ニューバランスなどはシューズメーカーならではの独自技術があり、優れたパフォーマンスを発揮してくれます。また人気ブランドのシューズは使用者が多いため、レビューや口コミを調べやすいのもポイントです。
おすすめAC用ソフトテニスシューズ8選!
AC用ソフトテニスシューズおすすめ製品8選を紹介します。各シューズの特徴を確認しながら、自分に合ったソフトテニスシューズを見つけてください。
パワークッション フュージョンレブ5(YONEX)|中級~上級者向
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独自構造「フュージョンウィング」を採用したことで、かかとから中足部までのフィット感を向上させたモデル。ホールド感が高くシューズ内で靴が動きにくいので、激しい左右の動きに対してもブレずに安定して動くことができます
アウトソールはねじれに強いハーフ構造を採用しています。アウトソール外側は前足部と後足部が接続しているので踏み込みやすく、内側は分離しているので瞬発力のある動き出しをサポートします。
メーカー | YONEX |
製品名 | パワークッション フュージョンレブ4 |
重さ | 335g |
使用プロ
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パワークッション エクリプション4(YONEX)|初級~中上級者向
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ヨネックス製のシューズは「パワークッションプラス」という技術を用いたソールを採用しています。こちらは、生卵が割れずに跳ね返る、をテーマとした高い衝撃吸収と反発性が特徴で、激しいフットワークの負担を軽減し、素早い動き出しを実現します。
また、ソール部を3次元的に加工することで、一歩目の踏み出しから推進力を生む「3Dパワーカーボンドライブ」技術や、踵部にTPU製のスタビライザーを取り付け、切り返し時の安定性を向上させていることも魅力です。重量は310g程度と軽めです。
メーカー | YONEX |
製品名 | パワークッション エクリプション4 |
重さ | 310g |
メンズ
パワークッションソニケージ3ワイドAC|初中級~中級者向
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アッパー部にストライプ構造を採用したモデル。ストライプの溝幅、構造にこだわり、耐久性のあるスキンを使用しながらも、柔らかな履き心地が特徴です。
アウトソールはセパレート型を採用しており、接地面が小さいため軽い力で踏み出せるのが特徴。剛性のあるパーツが裏面に埋め込まれており、これが復元する力を利用して素早い踏み出しをサポートします。重量は310g程度と軽めです。
バランスに優れたモデルを捜している方にオススメ。
メーカー | YONEX |
製品名 | パワークッションソニゲージ3 ワイドAC |
重さ | 310g |
GEL RESOLUTION9|中級~上級者向
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日本人の足の骨格に合わせた靴で定評のある国内メーカーアシックスのシューズです。ミッドソールから上に向かって樹脂を壁のように配置する「ダイナウォール」構造を採用しており、左右の動きに対しても足がブレにくいホールド力が特徴です。また結んだ靴ひもがほどけないように収納できるスペース搭載されているのも便利なポイント。
ソール部は反発性に優れるハーフ型で、シューズ内部は柔らかめなので、長時間使用しても疲れにくいです。がっつりテニスしたい方、競技者にオススメ!
メーカー | ASICS |
製品名 | GEL RESOLUTION9 |
重さ | 390g |
使用プロ
女子世界ランキング1位のIgaが使用している事でも有名です。
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COURT SLIDE 3(ASICS)|初級~初中級者向
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ベーシックな機能とシンプルなデザインを追求した、オールコート用テニスシューズです。フラットなアウターソールと小指側に巻き上げられたラバーが安定性を追求し、足への負担を軽減します。ゲルレゾリューションに比べると、剛性・安定性は落ちますが、価格が安く、練習頻度の高い部活生や初めての方におすすめの一足です。
最低限の価格でそれなりの品質を求める方にオススメのコスパ重視モデルです!
メーカー | ASICS |
製品名 | COURT SLIDE 3 |
重さ | 270g |
メンズ
ウィメンズ
ウェーブエクシード4(MIZUNO)|中級~上級者向
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ミズノはスポーツメーカーとして様々なシューズを製作していることから、独自の技術を使用しています。このシューズには、ミッドソールに波型プレートをはめ込むことでシューズにおける安定性とクッション性を両立させるために開発した「ミズノウェーブ」を採用しています。波構造による着地の柔らかさが特徴的です!
ラバーには、通常のラバーよりも耐摩耗性が約80%高いアウトソール素材「X10」を採用し、耐久性を向上しました。男性陣が好みそうなデザインもオススメポイントです。
メーカー | MIZUNO |
製品名 | ウェーブエクシード4 |
重さ | 300g |
使用プロ
日本人選手のダニエル太郎が使用しているのもこのモデルです
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メンズ
ブレイクショット 4(MIZUNO)|初級~中級者向
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「テニス部に入ったら、まずこの1足」のエントリーモデル。重さが290g程度と軽く、柔らかい素材を使っているので履きなじみやすいのが特徴。アウトソールには特徴的な切れ込みが入っており、踏み込みやすさを実現するとともに、屈曲性も向上しています。
他のシューズと比べてもスリムな作りになっているため、1つ大き目のサイズを買うのがおすすめです。シンプルなデザインで初~中級者にオススメのコスパ重視モデルです!
メーカー | ASICS |
製品名 | ブレイクショット 3 |
重さ | 290g |
WIDE LITE ADVANCE(prince)|初級~中級向
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海外で人気のテニスメーカー・プリンスが開発した軽量ワイドモデル。コンセプトは「できるだけ疲れないシューズ」。履き心地の良さと衝撃吸収性に優れます。前足部とかかと部には「P-Spring LITE 2」という特殊な反発衝撃吸収材を使用しており、長時間のプレーでも疲れにくいのが特徴です。
海外メーカーなので靴幅は割と広めなことが多いようです。
海外メーカーを試すならおすすめのエントリーモデルです!
メーカー | prince |
製品名 | WIDE LITE ADVANCE |
重さ | 366g |
ラッシュ プロ エース(WILSON)|中級者向
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2Eのやや幅広のワイズのRUSH PRO ACE。ラッシュ・プロシリーズの特徴である優れた安定性に加え、4D SUPPORT CHASIS(シャンク)が、ボールを打つ際の一連の動作である、正確な停止➡スムーズな体重移動➡素早い下肢の回転を促し、打球のパワーとコントロールを高めます。
オムニコートでも滑らずしっかり打てるようになりたいプレーヤーにおすすめです。
メーカー | ウィルソン |
製品名 | Rush Pro Ace |
重さ | 336g |
メンズ
まとめ
今回の記事では、おすすめのAC用ソフトテニスシューズ8選を紹介しました。
ソフトテニスシューズはメーカーごとに独自技術を採用しているので、自分に合ったシューズを選ぶことで、一層ソフトテニスを楽しむことができます。